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199話

パンツを拾い上げながら、孫小萌は少し考えてから言った。

「もうすぐ授業だけど、まだ我慢できないなら、これをあげるよ!」

「え!」陳凌雲は一瞬呆然とした。

だが、すぐに孫小萌が差し出した下着を受け取った。真っ白なパンツには、まだ孫小萌の淡い愛液の跡が残っていた。

陳凌雲はそれを鼻先に持っていき軽く香りを嗅いだだけで心が躍った。孫小萌は陳凌雲が自分のパンツだけで興奮できることを少しも疑っていなかった。

彼らのような男子は、ほんの少し露出した写真だけでもあれができるのだから。

ましてや女の子の愛液がたっぷり染み込んだパンツなど手に入れたら。

その後、孫小萌は陳凌雲のことは気にせず、しかし陳凌雲は孫小...