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1043話

魏宇を怖がらせて追い払った後、王秋霊は何故だか、林晋を感心した目で見つめた。

そして言った。「まさか、アソコが大きくて腕前がいいだけじゃなくて、こんなに凄いなんて。人の心をドキドキさせちゃうわね。ご褒美が欲しくない?」

「王秋霊、お前...」張致は隣でその言葉を聞いて激怒した。

まさかこの女、林晋が自分より逞しいからって、彼と寝たいと思ってるのか?あまりにも自分を眼中に入れていないじゃないか。張致は顔を真っ赤にして、もう口論寸前だった。

しかしそのとき王秋霊は言った。「張致、何考えてるの!私が晋兄に与えても、彼が必ずしも乗るとは限らないでしょ」

「じゃあ、さっきの発言は何だったんだ?...