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1006話

「でも可紅姉さんは少し顔を曇らせていた。孫立雲が先ほど激しく自分を責めていた時、彼女はようやく気持ちよくなり始めたところだったのに、孫立雲があっという間に達してしまったからだ。

可紅姉さんは元々欲望が強く、普通の男性では満足させられない。

まして二十歳そこそこの孫立雲では?とはいえ、孫立雲と一戦交えたことで彼女もある程度は火がついていた。孫立雲が引き抜くと、彼女の秘園からはねっとりとした蜜が溢れ出した。

「気持ち良かった?満足できなかったら、もう一度させてあげるわよ」と彼女は言った。

「いや、もういいです!」孫立雲は可紅姉さんの体を一度味わっただけで、すでに体力を使い果たした感じがした。今はも...