私の25歳の絶品おば

76話

私の心は花が咲き乱れるように躍った。しかし叔母さんは続けた。「あなたたち全員が私の大切な人たちよ。みんなのことが好きだし、応援してくれてありがとう」

社交辞令だ。ファンたちは叔母さんが好きなのは彼女を応援する全ての人だと思っている。私の心は死んだ灰のように冷え切り、座り込んでしまった。司会者が何か言っていたが、もう耳に入ってこなかった。最後のコーナーは叔母さんからのプレゼントタイムで、全員が叔母さんの直筆サインが入った新アルバムをもらった。

叔母さんが中央に立ち、私たちは輪になって叔母さんを囲み、集合写真を撮った。私は後ろの方に立っていたため、遠くから叔母さんの背中しか見えなかった。

フ...