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63話

彼女は感動していた。私も彼女の腰に手を回し、二人は互いをしっかりと抱きしめた。本来なら温かい場面のはずだった。だが秦蝶の胸があまりにも柔らかく心地良くて、私の顔は彼女のミルクの香りに満ちた双峰に埋もれ、欲望が一気に燃え上がった。

息ができなくなり、顔を上げると、秦蝶が私を見つめていた。その眼差しは水のように優しく、唇の端がわずかに上がり、誘惑的で仕方なかった。こんな状況で、我慢できるはずもなく、私は彼女の唇を奪った。

秦蝶は珍しく積極的に応え、自ら舌を絡ませてきた。秦蝶が「んっ」と声を漏らすと、私の下腹部が熱くなった。私は体を起こして彼女をベッドに押し倒した。

彼女の色めいた表情を見つめ...