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561話

「ただ戸口が開いて招くだけじゃなく、両脚まで開いて僕の腰に絡みつき、僕の攻めに合わせてくる。

雪のように白く、紅く染まった長い脚を優しく撫でながら、うっとりと褒め称えた。「この脚、どれだけの男を虜にして、夜ごと思い悩ませてきたんだろうな」

僕の言葉に刺激され、その長い脚はさらに強く巻きつき、より近くに引き寄せてくる。

浴槽の中で水しぶきが四方に飛び散り、パチャパチャ、ジュプジュプ。彼女の反応は、僕への肯定そのもの。僕は嬉しそうに「気に入ってくれると思ったよ。安心して、失望させないから」

空虚だった体が慰められ、その満足感に方瑶は抗えず、全身が震えた。

舒伟への復讐心からか、あるいは本...