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552話

私の迫力に怯えたのか、それとも机の上の血に恐れをなしたのか、舒伟はもうこれ以上私を刺激することもなく、その肥えた体を引きずりながら、ブルブルと震えて事務室を出て行った。

憎らしいその背中が見えなくなると、自分の無力さを痛感し、思わず拳を振り上げて机を激しく叩きつけた。ペン立ては粉々になったが、もはや痛みすら感じなかった。

舒伟は戻ってこなかった。少し落ち着いてから、情けないことに床に散らばった書類を一枚一枚拾い集めなければならなかった。

ペンはもう完全に使い物にならず、ゴミ箱に捨てた。

会議の結果のせいなのか、今日の企画部は妙に沈んでいて、誰もやる気がないように見えた。

私も仕事に集...