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369話

私も良い状態とは言えなくて、腰は痛むし背中も痛い、体中が疲れ果てて、歩くのさえふわふわする感じがする。

私は何も見なかったふりをして、妻とは礼儀正しく接し、朱宇とは兄弟のように振る舞い、さらに彼らの家のベッドが素晴らしいと褒め称え、いつか自分たちも同じものを買おうなどと言った。

妻は私の異変に気づかなかった。彼女は必死に隠そうとしていたが、私にはやはり彼女が少し疲れていて、目が少し腫れぼったいことが見て取れた。

おそらく昨夜も遅くまで激しく過ごして、少し堪えているのだろう。

唯一変わりがなかったのは朱宇だけだ。清々しく元気いっぱいで、まるで昨夜は消耗するどころか、逆に大いに滋養を得たか...