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301話

「あそこがもう大人しくなくなって、まだ動き始めてもいないのに一瞬で硬くなった。

「おお!」男女ともに歓声を上げたが、もう聞こえなかった。脳の神経が切れたように、耳の中で「ゴーッ」という音がしていた。

妻の背中に覆いかぶさるように身を屈めたが、こうしては後ろの状況がまったく見えない。

あまり下がるのも怖くて、腰を突き出すと、下着越しに彼女の後ろの入り口を突くか、ちょうど下から滑り抜けるかのどちらかだった。

それが彼女の体を蕩けさせ、時には腰をくねらせて避け、時には両足をきつく閉じて、摩擦の快感を得ていた。

妻の一つ一つの反応をはっきりと感じ取れ、それが私の欲望に火をつけ、どうしても発散したい場所...