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193話

その過程で、私は体内に何かが入り込むような感覚を覚えた。臍から彼女の口へと何かが吸い込まれ、そして彼女の潤った唾液と混ざり合って再び臍を通じて体内に戻ってくるような感覚だった。

彼女もそこから大きな楽しみを得ているようで、いたずらっ子のような少女のように、そんな行為を何度か繰り返してから、満足げに離れていった。そして彼女の舌は私の胸元へと移動し、まるで普段の私が彼女にするように、舌先で私の干からびた小さな豆のような突起を円を描くように舐め回し、時折、私の真似をして白い歯で軽く噛んだりした。

妻の挑発的な愛撫に、私の欲望は燃え上がっていった。まさか男の胸がこれほど敏感だとは思わなかった。全身...