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171話

驚きの声を上げ、慌てて全身を覆い隠す。でもそれも違うと思い、布団の中に縮こまり、念のため手を伸ばして電気を消した。

彼女のその反応に私は気が滅入った。わざとからかうように「ちょっと見ただけで、そんなに大騒ぎすることないだろ?何度も見てるんだし、さっきはもっと恥ずかしいところまで見たのに…痛っ!」

言い終わらないうちに、腰の柔らかい部分をつねられた。私の顔色が変わるのを見て、彼女は得意げに言った。「もう一回言ってみなさいよ!」

「言わない、もう言わない」私は顔をしかめた。

「ほら、続けてよ!」彼女は楽しそうに笑いながら、手を緩めるどころか、さらに力を入れてきた。

「痛い痛い!優しく、もうしません...