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1515話

「もう急かさないでよ!こっちに来て見てよ、このスカート小さくなった?どうしても履けないの」と妻が叫んだ。

少し困ったな。ただちょっとキスしたり、触ったりしただけなのに、邪魔だと言われて寝室から追い出されてしまった。

そして彼女は一人で一時間も中で騒いでいるが、一向に上手くいっていないようだ。

「今になって旦那の大切さが分かったかな!」と手をこすりながら、得意げに寝室へと駆け込んだ。

心の準備はしていた。彼女が私を追い出したのは、きっと見せたくないことがあるからだろうと予想していた。しかし、ドアを開けると、思わず立ち尽くしてしまった。

首元が詰まった長袖のセーターに、雪のように白い首筋に...