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1349話

「本当?」妻が疑わしげに尋ねた。

「本当だよ」私は頷く。

「どれくらい本当なの?」妻は信じていないような様子で問いかけた。

「間違いない」私はきっぱりと答えた。

妻は口を尖らせて笑った。女性というのは時に諦めるしかないものだ。男が嘘をついていると分かっていても、受け入れるしかない。それどころか、時には喜んで聞き入ってしまうこともある。

ステージ上は大盛り上がりだった。女性たちが朱宇を取り囲み、時折セクシーな光景が見え隠れする。彼は時々いたずらっぽく前にいる女性のブラやショーツを引っ張ろうとした。

それに客席の男たちは首を長くして、あの瞬間の露出を待ち構えている。

だが最後まで待っても、は...