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1235話

ただの王智のアイデアで、彼の名義で登録し、会社も彼が管理している。

劉塵の秘書というのは名ばかりの役職で、単に肩書きを持っているだけで、何かあった時だけ会社に行く程度だ。

しかし意外だったのは、唐軍の口から出た「邱マネージャー」という人物が実在しないことだった。

袁思博によると、王智と劉塵には何の裏社会とのつながりも見つからず、二人とも卒業後に就職し、数年後に共同出資でこの旅行会社を開いただけで、社会的に怪しい活動をしていた形跡はないという。

これには少し頭を悩ませる。光影旅行会社の内部に別の策略家がいるのだろうか？

この件は袁思博も調べきれず、今のところ結論は出ていない。今後の彼らの反応を見...