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1113話

その夜、家に帰ってから妻を抱きしめ、激しく何度も愛し合った。いくつもの体位を変え、リビングからベッドルームまで戦いは続き、天地がひっくり返るほど、精根尽き果てるまで続いた。

彼女も興奮し、戦いが進むにつれてますます激しくなり、最後には逆に私が反撃する余力もないほど攻め立てられた。

翌日は手足がだるく、腰は痛み、背中も痛み、数日休んでようやく回復した。

幸い会社の仕事はほぼ片付いていて、以前のように昼夜問わず働く必要がなかった。さもなければ数キロ痩せていたことだろう。

しかし平穏な日々は長く続かず、また一悶着起きかけた。

昨夜、妻が私が実家から持ち帰った荷物を整理していた時、小さな包みを見つけた...