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1096話

「復讐なのか、からかいなのか、思わず強く掴んでしまった。

刺激を受けたのか、少し痛みを感じたのか、彼女は思わず胸を引き、香り高い吐息と共に小さな声を漏らした。

手で強く掴んできたが、それでも私を止めることはできず、彼女の手を連れたまま、彼女の胸の上を這わせた。

次第に彼女の体は力が抜け、疲れ、息を荒くした。

顔は首元まで赤く染まり、目は半開きで朦朧とし、私を止める力も少しずつ弱まっていった。彼女が感情を動かしていることがわかる。

現状に満足せず、軽く束縛を振り払い、スポーツウェアをめくり上げ、下から滑り込んだ。

触れた感触は柔らかく、滑らか。やはり外側とは比べものにならない。

心が揺れ動き、そ...