Chapter




Chapters
1話
2話
3話
4話
5話
6話
7話
8話
9話
10話
11話
12話
13話
14話
15話
16話
17話
18話
19話
20話
21話
22話
23話
24話
25話
26話
27話
28話
29話
30話
31話
32話
33話
34話
35話
36話
37話
38話
39話
40話
41話
42話
43話
44話
45話
46話
47話
48話
49話
50話
51話
52話
53話
54話
55話
56話
57話
58話
59話
60話
61話
62話
63話
64話
65話
66話
67話
68話
69話
70話
71話
72話
73話
74話
75話
76話
77話
78話
79話
80話
81話
82話
83話
84話
85話
86話
87話
88話
89話
90話
91話
92話
93話
94話
95話
96話

Zoom out

Zoom in

Read with Bonus
Read with Bonus

40話
「前輩、あなた……歩けるのですか?私が背負った方が……」と公儀蕭が心配そうに言った。
沈清秋は顔を曇らせ、一歩踏み出し、身を躍らせた。自分は大丈夫、とても元気だと行動で証明するように!
公儀蕭は一瞬きょとんとしたが、すぐに後を追った。ところが、二人が石台から離れて石の通路に足を踏み出した途端、先ほど上げられていた腐水の幕が「ドン」という音とともに水を噴き出した。
沈清秋は走るのも速かったが、止まるのも早かった。でなければ水浴びをするところだった。二人は石台に引き返したが、水の幕はまた徐々に障壁となっていった。
まるで意図的に彼らを出さないようにしているかのようだ。こんなに知能的...