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781話

「なるほど」私は頷いて言った。「こういうことは誰の言うことも絶対ではありません。薛社長の目を信じるなら、共に栄え共に傷つくべきですが、希望が見えないなら、確かに早めに将来性のある会社を探した方がいいでしょうね」

「最近、君が会社の債権回収を手伝っていると聞いたよ」陶琰は突然話題を変えた。「以前からたくさんの会社が我々への残金支払いを遅らせているんだ。もう少し頑張ってくれないか。我々の給料も君が取り立ててくるのを待っているんだからね」

彼が言わなければよかったのに、言われて思い出した。未払いの残金がある会社の中には、陶琰が以前仲介した会社がいくつもあり、しかもかなり大きな金額だった。

その...