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212話

叔母さんは目を見開いて私を見つめていたが、拒絶することはなかった。たとえ先ほどまで互いの口が相手のために奉仕していたとしても。

私たちの心の中では、互いが最愛の人なのだから、どうして嫌うことがあろうか。しばらくして、やっと私は唇を離した。叔母さんは艶めかしく私の胸を軽く叩きながら言った。「このバカ、窒息させる気?」「叔母さん」私はクスッと笑い、彼女の瞳をじっと見つめながら、一言一句はっきりと言った。「大好きだよ。どんな叔母さんでも、好きだし、愛してる」

「このバカ」叔母さんは恥じらいと嗔りが入り混じった表情で、再び両手で私をきつく抱きしめ、優しい声で言った。「叔母さんも愛してるよ。あなたは...