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210話

私は叔母の芳香のある香津を次々と腹の中へと吸い込み、叔母とぴったりと絡み合っていた。まるで何かに引っ付けられたかのように、時間も止まってしまったかのようだった。世界にはもう私たち二人しかいないようで、この瞬間、いわゆる関係性など存在せず、あるのはただ結婚していない、互いに惹かれ合う若い男女二人だけ。まるでお互いの体に相手を溶け込ませようとしているかのようだった。

体は密着し、両手も互いの体を撫で回していた。もはや抑えきれない欲望に、私は我慢できずに叔母の上に覆い被さり、彼女を本当に自分の女にしたいと思った。

「んっ」叔母は私の口から唇を離し、小さな手で私の首に腕を回すと、魅惑的に言った。「...