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111話

嬌躯も震え始め、双脚が無意識に私の足を挟み込み、徐々に強く締め付けてきた。しばらくすると、叔母さんの体が一瞬激しく震え、そして——。

指先が濡れるのを感じた。明らかに叔母さんが分泌したもので、それが私をさらに昂ぶらせた。空気中にはすぐにホルモンの匂いが漂い、見えない魔の手が私の心の琴線に触れるかのようだった。

私は叔母さんが作り出す甘美な雰囲気に溺れていた。そのとき、ふと一つのセリフが頭に浮かんだ。もしこの感情に期限をつけるとしたら、一万年であってほしいと。

「阿龍」叔母さんが突然また私の名を呼んだ。私は慌てて妄想から我に返り、耳を澄ました。叔母さんは私の手を放すと、両腕でしっかりと私を...