




1話
「うん、あなた、最高。」
隣からの血が騒ぐような声がまた聞こえてきた。
「奥さん、君は本当に可愛いね。」
僕は耳を澄まし、集中して聞き入ると、頭の中で隣で今まさに繰り広げられている絶妙な光景を想像し始めた。
「あなたは気持ちよくなったけど、あなたの小さな旦那様はまだ苦しんでるのよ。」
「お兄ちゃん、ごめんね、私が慰めてあげる。」
まさか隣の会話がこんなに刺激的だとは思わなかった。今度は兄妹の呼び方まで始まった。
艶めかしい声が静まり返った部屋の中で一際響き、わざわざ聞き耳を立てなくても、心をざわつかせるほど鮮明に届いてくる。
思わず股間に力が入り、頭の中は女性の白い美脚とふくよかな胸の膨らみでいっぱいになった。
男の声は痛みを帯びた呻き声と共に、しかしどこか言い表せない快楽も混じっていた。
僕のパンツの中のアイツも膨張し始め、心臓の鼓動はますます激しくなり、頭の中はすべてあんな艶やかな光景で満たされ、体の熱も一気に上がってきた。
思わず手を硬くなった股間に伸ばしてしまう。今、僕にも女性がいれば、存分に楽しめるのに。
隣の声に合わせながら、布団の中でこっそりと手を動かし、今すぐにでも隣の仲間入りをしたいと思った。
隣から聞こえる甘い声に血が沸き立ち、内なる熱は高温の炎のように、僕を内側から外側まで焼き尽くす。
今の僕の吐く息は熱気そのものだと感じ、アイツも限界まで膨張し、心の火もますます燃え盛り、頭の中に突然邪な考えが閃いた。
考えているうちに、頭の中の女性が叔母さんに変わっていた。
布団を歯で噛み、必死に漏れ出そうな重い息遣いを抑え、叔母さんの方をこっそり見た。隣からあれほど大きな声が聞こえているのに、叔母さんは聞こえていないのだろうか?
ちょうどその時、部屋の中から重い息遣いがかすかに聞こえてきたような気がした。しかし、はっきりとは分からない。
おかしいな、もしかして叔母さん?
隣の声に刺激されて眠れなくなっているのだろうか。
そのとき、また非常に微かな息遣いが聞こえた。
今度ははっきりと聞こえた。その声は確かに叔母さんの方から来ていた!
もしかして叔母さんも隣の声で火がついてしまったのか?
そっと体を翻して叔母さんのベッドの方を向くと、叔母さんがベッドに横たわり、両足を少し開いているのが見えた。
片手がある場所を覆い、優しくリズミカルに前後に動かしていた。叔母さんの手は中に入れず、布地の上から触れていた。
しかしそれだけで満足しているように見えた。叔母さんがこっそり自分で慰めているなんて思いもよらなかった。
この光景に興奮が頂点に達し、呼吸はさらに荒くなり、股間のアイツは恐ろしいほど膨らみ、痛くて思わずズボンを脱がざるを得なかった。
叔母さんの細い指があそこを撫でるのを妬ましく見つめ、代わりになりたいと切望した。
叔母さんは体を反らせ、両足を大きく開き、中指でゆっくりと軽く叩き、やがて指全体が下着越しに中に入っていった。
今の叔母さんの姿を見て、心臓が一気に早鐘を打ち、体内の火が爆発するほどに燃え上がった。
叔母さんの艶やかな姿に触れたいと強く思い、叔母さんの小さな手の動きに合わせて呼吸も速くなり、知らぬ間に叔母さんの今の行為を想像していた。
この瞬間、頭の中が鳴り響き、意識が真っ白になり、心の中で「飛びかかれ、彼女を助けてやれ、叔母さんはきっと抵抗しない」という声が響き続けていた。