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933話

「周りに人がいないかどうか、無意識に確認して」唐寧は恥ずかしそうにちらりと陸塵を見た。「どれだけ硬いか、もう随分試してないわ」

「……」陸塵は口角を引き攣らせた。真面目な話をしているのに、なぜか色めき立っている。

「ほら、私のオフィスに行きましょ。二人きりでちょっとしたことをね」

そんな話になると、あの骨の髄まで蕩ける快感に唐寧はもう待ちきれない様子だった!

陸塵は「寧姉さん、もう昼過ぎですよ。夜に家に伺った方がいいんじゃ…」

唐寧は色っぽく言った。「だめよ、最近あなたったら龍のように姿を見せたと思えばすぐ消えるんだから。姉さんの水田がもう荒れちゃうわ!」

二人はオフィスに入った。...