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898話

「その薄くて官能的なネグリジェが滑らかに身体から落ちていき、その絶世の美しさを持つ肢体が陸塵の目の前にありのままに晒された。

地火淬体乳はもともと極めて強力で霸道な鍛錬薬液であり、陆尘の体内には今もなお溶岩が流れているかのような感覚が残っていた。

目の前のこの息をのむような美しい光景は、さらに彼の体を熱く昂ぶらせ、喉は乾いて煙が出そうなほどだった。

「師姉、あなた……」陆尘は緊張して少し言葉を詰まらせ、彼女が何をしようとしているのか既に気づいていた。

顧念瑾は潤んだ美しい瞳で情愛たっぷりに陆尘を見つめ、小さな手はすでにバスタオルの中へと伸ばされていた。

「ん……」弱点を握られ、陆尘は...