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890話

「真の王者の風格を見せるとは」

「かばう？」龍戦は言った。「程宏義、お前たちがやってきたことを私が知らないとでも思っているのか？」

「お前の息子の程功が東山県で好き勝手に振る舞い、一言気に入らないからといって陸塵を殺そうとした。さらに大弟子が人を連れてきて陸塵の友人に重傷を負わせ、挙句の果てには無抵抗な家族まで殺そうとした。武道家同士の争いには私は口を出さんが、お前の息子と弟子が一般市民に危害を加えたのなら、それは死に値する罪だ、自業自得だ」

龍戦に面と向かって言われ、程宏義の内心も大きなプレッシャーを感じ、反論できずにいた。

龍戦はさらに続けた。「お前たちの個人的な恨みには関わらんが...