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62話

今や唐寧の顔は紅潮に染まり、肌にも絶頂後の薄紅色が浮かんでいた。

満足した女の身体はいつも万の艶やかさを放つものだ。

唐寧は星のように輝く美しい瞳で陸塵を一瞬も見逃さず見つめ、その柔らかな情愛と慕情をありありと見せていた。

二人はベッドで抱き合ったまましばし休息した後、また新たな戦いに身を投じた。

「陸塵、本当に私を妊娠させられるの?」

唐寧は荒い息を吐きながら、潤んだ瞳で陸塵を見つめた。

陸塵は「できるよ、でも今の僕の実力ではまだ足りない。もう少し待ってくれ」と答えた。

「どれだけでも待つわ。でも毎日あなたにされてたら、あそこきっと伸びきっちゃうわ。将来結婚したら、旦那さんがしても全然感じな...