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50話

「そうだ、パンツも二枚買ってきたから、サイズ合うか着替えて試してみて」と彼女はふと別の小さな手提げ袋を取り出した。

「あぁ、じゃあ部屋に戻って着替えてくるよ」と陸塵が言った。

鄭玉玉は口を尖らせて言った。「私がこの家に嫁いできたとき、あんたはまだ股の開いたオムツをはいてるガキだったのよ。あんたの体のどこを見てないっていうの?ここで着替えればいいじゃない」

陸塵は思わず困惑した。義姉は十六歳の時に兄に誘われてこの家に来たのだ。その頃自分はまだ三、四歳だった。だが今や自分は二十三歳になっている。

陸塵が顔を赤らめているのを見て、鄭玉玉はわざと苛立ったように言った。「もじもじして、まるで女の...