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48話

「タオルで温湿布を数分間していた陸尘は、タオルを外すと、林薇薇に確かめるような視線を向けた。「薇薇、乳腺のマッサージをして刺激した方がいい?」

「うん、お願い」

林薇薇は顔を赤らめながら頷いた。

陸尘は指をほぐすと、中医学の手技を使って揉み始めた。

「んっ!!」

林薇薇の体に異様な熱と緊張が走り、体が強張った。

「もう少しリラックスして」

陸尘は笑いながら言った。

林薇薇は深呼吸し、体の力を抜いてソファに身を預けた。

恥ずかしさと同時に、陸尘のマッサージ技術に興味も湧いていた。

心地よいしびれるような感覚。母乳が無理やり絞り出されるのではなく、まるで蛇口を開けたように自然に...