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1275話

「顧念瑾という小悪魔に鍛えられた驚異的な自制心を持っていても、この艶やかな肢体の前では、陸塵はやはり喉の渇きを覚え、体内で何かが燃え上がるような感覚に襲われていた。

「姉さん、横になってください」

陸塵は必死に心を落ち着かせようとした。

葉如霜が横たわると、陸塵は彼女の肌に氷肌玉骨膏を塗り始めた。顔から首へ、そしてさらに下へ——傲然と聳え立つ雪峰へと。その柔らかな双丘は彼の掌の下でさまざまな形に変化していく。

「んっ!!!!」葉如霜は思わず甘い声を漏らし、その絶世の美貌に肉眼でわかるほどの紅潮が広がった。貝のように白い歯で紅い唇を軽く噛み、その表情はどんな男性をも血沸き肉躍らせるほどだっ...