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1065話

まさしく万智亮、宋蕊、孫鵬の三人だった。

孫鵬は宋蕊を抱き寄せ、一方の万智亮の手はこっそりと宋蕊の尻を揉みしだいていた。

陸塵の立ち位置からは、万智亮のセクハラ行為がちょうど見えていた。

孫鵬はまったく気づいておらず、宋蕊は黙ってその行為を楽しんでいる様子。

なんとも「和やか」な光景だ。

見ているこっちまで濡れてくるわ。

陸塵は心の中で「くそっ」と呟かずにはいられなかった。言わざるを得ないが、ヘコヘコしていた時期を卒業してからの万智亮は、完全に自分を解放していた。

本当に一日で宋蕊を落とし、しかもこうして彼女に協力させてスリルを楽しむなんて。

一言で言えば——すげぇ！

だが彼にはまだ原則があっ...