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846話

今や趙東が村で下す決断には、村人たちが争って従うようになっていた。それはすべてお金になるからだ。きゅうりを例に挙げれば、最初に趙東がきゅうりを植えようと言った時、多くの村人は疑問を抱いていた。結局、夏と秋の季節にはきゅうりは食べきれないほどあり、誰も金儲けになるとは考えていなかったのだ。

何軒かの家は、迷信に惑わされず高収穫の唐辛子を植え、辛子醤油の工場に売ろうとしたが、今となっては呆然としている。

これもまた趙東の先見の明と能力を証明するものであり、村人たちに時には「迷信に惑わされない」というのが通用しないこともあると教えてくれた。

やはり趙東の能力は抜きん出ている。

道路修繕の資金...