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811話

池に着いた時、趙東は竹筏の上で餌を撒く呉大橋の姿を見つけた。その餌の多くは呉大橋が自分で調合したものだ。趙東は何度か呉大橋に手伝いの人を見つけようとしたが、すべて断られてしまった。

呉大橋はそこで一ヶ月間学んだ。この一ヶ月で彼女はすべてを習得したとは言えないまでも、七、八割は身につけたと言える。最も重要なのは、彼女が質問する内容がいつも的を射ていて、李守業さえ彼女を引き止めたいと思うほどだったことだ。まさに人材で、今の時代に最も不足しているのはまさにこうした人材だった。

しかし李守業は自分の病気のことを考え、あまり無理な要求はしなかった。趙東は彼を一目見ただけで多くの病状を見抜いたため、李...