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793話

赵東の「手伝って欲しいことがある」という言葉を聞いて、眼鏡の男はすぐに警戒心を露わにした。

「どんなことだ？犯罪行為なら俺はやらないぞ」

「安心しろ、犯罪なんかさせるわけないさ。ついてこい」

そう言うと、赵東は眼鏡の男を引っ張るようにして、小さな食堂に入っていった。

赵東は眼鏡の男に何が食べたいか聞くこともなく、水餃子を二皿と小皿料理を二つ、それにビールを二本注文すると、眼鏡の男と飲み始めた。

眼鏡の男はまるで長い間食事をしていなかったかのように、猛スピードで水餃子を食べていた。一本のビールさえ息つく間もなく一気に飲み干してしまう様子を見て、赵東は直ちに一箱のビールを追加し、水餃子も...