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63話

「義姉さん、気持ちいい?」

「うん……気持ちいい……魂が抜けそうだわ」

その言葉を言い終えると、王美美はまた呆然としてしまった。なぜなら趙東のあの大きなものがまた元気を取り戻したからだ。

趙東は息を切らせている王美美を見て、その真っ赤な唇、特に舌までもがはっきりと見える様子に、思わず胸が高鳴った。

「義姉さん、きれいにしてくれない?」

「東くん、あなたったら義姉さんをいじめてばかり。そんなことはできないわ」

王美美はあの香りを嗅ぎながら思わず唾を飲み込んだが、それでも断った。

彼女は趙東がまだ大きな男の子に過ぎないことを知っていた。もし一度にすべてをやってしまったら、今後趙東が彼...