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613話

「趙おじさん、僕は楊兄さんと一緒に村を見て回りました。楊兄さんのアドバイスもあって、村の道路を一度にしっかり舗装した方がいいと思うんですが、どうでしょうか?」

趙武は目を見開き、信じられないという表情で趙東を見つめた。

「小東、おじさんと冗談を言っているんじゃないだろうな?村の道路を全部舗装するつもりか?」

「へへ、全部というわけではないんです。西嶺に通じる道、山場への道、それに蓮池に通じる道を舗装したいんです。もし他に必要な場所があれば、楊兄さんに計算してもらえばいいだけですから」

趙武はこの話を聞いて、これ以上舗装する場所を増やそうなど考えもしなかった。増やすということは出費が増え...