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608話

「小東、自分で修理するとなると、費用は二万元ほどかかるだろうな。ただ、正直に言うと、この道路修繕のタイミングで一気に整備すれば、半額で済むぞ」

この言葉を聞いて、趙東は楊樹人に対する見方がさらに変わった。

「楊さん、こんなこと別に教えてくれなくても良かったのに、なぜわざわざ？」

「ハハハ……私がそんな目先の利益だけを考える人間に見えるかい？君から二万元稼ぐために、将来二十万元を稼ぐチャンスを逃すような真似をするかね？」

「へぇ？楊さんは私にそんなに期待してるんですか？私はただの小さな農民ですよ。自分でさえそこまで自信なんてありませんよ」

そう言いながら、趙東はわざと楊樹人を見ないよう...