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585話

「楊さん、なんでも言ってください。せっかく来てくださったんですから、すべてはあなたの設計通りに、計画もすべてあなたの言う通りにします。村の人たちには全力で協力するよう言っておきますから」

「赵さん、名前で呼んでくれないか？俺の方が君より年下なんだ。いつも楊さんって呼ばれると、なんだか落ち着かなくてさ。それに、ちょっとした提案をするだけで、道路全体の工事に影響するわけじゃないんだから」

そう言って、楊樹人は赵東を見た。初対面ではあったが、彼は赵東の身に何とも言えない雰囲気を感じていた。しかも、その白くて血色のいい肌は、村の他の男たちとはまるで違い、まるで苦労知らずの都会育ちの若旦那のようだっ...