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565話

陳長書は嘲笑うように趙東を見つめた。「だから言っただろう。こいつが来ても何の用事もなく、ただ我々に面倒を持ち込むだけだと。まだ若すぎるんだよ。思いつきで行動して、村委員会に入りたいなんて。私は絶対に反対だ」

趙東はその言葉を聞いて、眉をきつく寄せた。陳長書に構うつもりはなかったのに、相手は図に乗ってきたようだ。

「陳おじさん、私は趙おじさんに相談しに来たんです。ただ意見を出しただけで、あなたの目には問題起こしに来たように映るんですか?確かに私は若いですよ。でも若くたって、人の松茸を陰で盗むようなことはしません。それに自分の村の人が他人を恐喝しようとするようなこともね。気に入らないなら出て行...