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537話

「大丈夫?」羅小花は炕の上に横たわりながら、自分の胸元に顔を埋めて熱心に愛撫を続ける趙東を心配そうに見つめて尋ねた。

「問題ないよ、いや、問題があっても、今日は姉さんとちゃんと一度したいんだ」

そう言うと、趙東はすぐに上着とズボンを脱ぎ捨てた。

上着を脱いだ瞬間、羅小花は思わず趙東の動きを止めた。彼女は趙東のあそこの変化をはっきりと見て、彼が本当に彼女を求めていることを理解していたが、趙東の体の傷を見て、今は無理だと悟った。

全身を包帯で巻かれ、場所によっては血の痂ができているところもあり、明らかに趙東の怪我はただ事ではなかった。

趙東の体にこれほど多くの包帯が巻かれているのを見て、...