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53話

趙有田は彼に二言三言言い残すと、畑へ仕事に行った。

趙東はさっそく松茸の洗浄に取り掛かり、それが終わると。

隣の王美美の家へバイクを借りに行こうと松茸を背負おうとした時、隣の庭から王美美の甘い吐息が聞こえてきた。

耳を澄ますと、その声は間違いなく王美美のものだった。趙東は強い好奇心に駆られた。

すぐさま彼はゆっくりと塀に登った。太陽に照らされた塀の煉瓦は焼けつくほど熱かったが、一目見たいという気持ちを止めることはできなかった。

劉大壮と王美美は既に室内で火がついていたが、部屋が暑すぎたため、劉大壮は王美美を抱えて庭に出し、水浴びをしながら行為に及んでいた。

本来なら王美...