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403話

「じゃあ、お姉さんがいくつか置いていくわ。今後は自分でそんなことしないでね。万一折れたら、取り出してくれる人がいないわよ」

羅小花のその言葉を聞いて、陳嬌明は思わず顔を赤らめた。以前、趙東に取り出してもらった時のことを思い出したのだ。

「うん、ありがとう小花姉。気をつけるわ」

「じゃあ、もう邪魔しないわ。早く寝なさい。私は戻るね」

羅小花を見送った陳嬌明は、コンドームを被せたキュウリを手に持ち、どうしたものかと困ってしまった。

欲しいけれど、誰かに知られるのが怖い。別れ際の羅小花の意味ありげな視線を思い出すと、なんとも言えない気持ちになった。

すぐに隣の羅小花の部屋から再び日本人女...