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40話

言い終わると、趙東はもう一度動き始めた。しかし王美美はすでに趙東の思いのままになっていた。何度も何度も訪れる快楽に、王美美は完全に夢心地の状態に陥り、口から漏れる言葉もどんどん大胆になっていった。

「あぁ、いい…あなた、すごいわ!」

「魂が…魂が抜けちゃいそう…」

その言葉を聞いた趙東は低く唸り、王美美はまた一瞬ビクッとしたが、起き上がることもなく、ただ息も絶え絶えにベッドに崩れ落ちた。

趙東は頬を赤く染めた王美美を見つめ、思わずもう一度キスをした。

王美美は力なく応えた。

三十分後、王美美はようやく息を整え、ベッドの端に座ってシーツを直してくれる趙東を見て、少し恐れ入ったように言...