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376話

「小雪」と呼ばれた女性はその言葉を聞くと、少し恨めしそうに振り返って言った。「おばさん、邪魔しないでよ。今、大事な話をしてるんだから。このままじゃ、松茸を買ってもらえなくなったら、お金稼げなくなっちゃうよ」

小雪の言葉を聞いて、中年の女性はもう邪魔をする勇気がなくなった。結局、彼女たちもたくさん稼ぎたいのだ。最近、棒子村で松茸を採る話が彼らの沈家村にまで伝わってきて、洗浄済みの松茸が一斤三十元だという噂を聞いたが、沈家村の誰もが信じなかった。小雪が提案して彼女たちを連れてきて試してみなければ、彼女たちはおそらくまだ畑仕事をしていただろう。

棒子村に来てはじめて、あの噂が全て本当だったと知り...