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320話

開かれた襟元を見て、趙武はすぐに身を乗り出し、急いでボタンを外し始めた。

間もなく、周蘭花はソファーに横たわっていた。

周蘭花は趙武のせっかちな様子に刺激され、若かった頃の趙武も同じだったことを思い出さずにはいられなかった。

すぐに趙武は周蘭花の腰に手を添えた。

周蘭花も趙武の動きで息が荒くなり、徐々に甘い声を漏らし始めた。

「この人ったら、もう少しゆっくりして。そんなに早くじゃ、すぐイっちゃうでしょ?」

「へへ、早いのはあんたを気持ちよくするためじゃないか?」

趙武は口ではそう言いながらも、動きを緩めた。さっきの一瞬、彼も射精しそうになる衝動を感じていたのだ。

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