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204話

「義姉さん、本当ですか？本当に承諾してくれたんですか？」

趙東は信じられないといった様子で恥じらう陳嬌明を見つめながら、彼女をひょいと抱き上げ、その場でうれしさのあまり二回転した。

「うん、嘘じゃないわ」

陳嬌明は、このまま本心を打ち明けなければ、いずれ趙東は他の女性のものになってしまうと悟っていた。今日の羅小花の言葉は彼女に大きな気づきを与え、優秀な男性には女性が絶えず寄ってくるものだということを思い知らされた。ましてや趙東はまだこんなにも若いのだ。

「義姉さん、ついに僕を受け入れてくれたんだ。義姉さん、愛してる」

趙東は興奮のあまり言葉も上手く出てこないようで、素早く陳嬌明の唇に...