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1453話

「フフフ、これはまだ始まったばかりだよ。ハタネズミの養殖が本当に規模に乗れば、それこそ私たちが儲かる時さ。今こうして急いで君を呼び戻したのは、何よりもまずハタネズミの養殖場を早く整えないといけないからだ。無菌室、無菌養殖でね」

趙東はその言葉を聞いて、きょとんとした顔をした。

「教授、無菌養殖なんて無理じゃないですか？ここの環境がどんなものか、ご存知でしょう」

「ああ、知っているよ。だからこそ君と相談しているんだ。完全な無菌は難しいが、初期段階でこの養殖基地を建設する費用がかなりかかりそうでね」

ハタネズミの値段を考えると、もし本当に蔡衍一の言う通りなら、趙東は投資を増やしてみる価値が...