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1365話

「いやぁ、これは特に学ぶことなんてないよ。ただ労働者に十分な給料を払えばいいだけさ。それに彼らはサボったりしないし、もしサボっても私のビニールハウスの野菜をちゃんと管理してくれればそれでいい。他のことは気にしないから」

「そんなに簡単なの？」王発発は沈雪が基本的な出勤時間や退勤時間さえ決めていないことに驚いた。

「そうよ、そんなに簡単なの。みんな農業のベテランだから、あれこれ規則を作る必要なんてないわ」

そう言いながら、沈雪はビニールハウスへと歩き始めた。

王発発はすぐに後を追った。揺れる彼女の後ろ姿を見つめ、彼女が通り過ぎた後に漂う淡い香りを嗅ぎながら、王発発の胸はますます熱くなった...