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1219話

このお酒だけでも、彼らが普段買っている一斤三元の量り売り酒とは比べ物にならないほど上等だった。

テーブルの上のお酒の杯を見ながら、趙東は笑いながら言った。「劉おじさん、ご年配の皆さん、そして劉おじさんと一緒に来てくださった皆さん、出会いは縁、一緒にお酒を飲めるのは百年の修行で得られる縁です。今日は初めての酒席ですから、杯ではなく、お椀で飲みませんか？やはり酒甕から直接注ぐのも難しいですしね」

趙東がこう提案すると、皆は劉善和の方を見た。結局、今回の主賓は劉善和なのだから。

彼が頷けば、彼に連れられてきた人たちも十中八九は同意するだろう。

劉善和も確かに酒を飲みたかったが、お椀で飲むとな...