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1179話

「まあ、やめておこうよ。君たち二人は祖国の大輪の花だし、僕もそれなりに成長した小さな苗木みたいなものだから。おごるなら僕がおごるべきだよ。少なくともこの小さな苗木はもう稼いでるからね」

趙東に大輪の花と例えられ、二人の女性はとても嬉しそうだった。

「私たちがどうして大輪の花なの？」

方媛媛は好奇心いっぱいに趙東を見つめた。彼女は趙東と知り合ってまだ間もないが、彼がとても面白く、話していて心地よい人だと感じていた。特に彼と一緒にいると距離感がなく、むしろ少し意地悪したくなるような衝動さえ湧いてきた。

こんな衝動は今までなかったことだ。

「へへ、まだ花開いてないからさ。もし開花したら、国...