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1176話

多くの村民はこの時、思わず趙東のことを思い出した。

趙東が下す決断はいつも正しいように思えた。

趙東のイチゴはもう売り切れそうだし、ザリガニも一部売れ、養鶏場の鶏もそろそろ出荷できるようになっていた。

これらすべてが途切れることなく収入をもたらしていた。

棒子村のビニールハウスで二期目に何を栽培するかについて、趙東はすでに考えがあった。それは海外から新品種を導入し、同時に国内のものを海外に輸出することだった。そうすれば両方とも高値で売れるはずだ。

ただし新品種を導入するには市内で助けを求める必要があった。

そして趙東が頼れるのは李随風しかいなかった。

結局、棒子村の野菜の苗はすべ...